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山谷えり子氏「拉致問題にアメリカは本気」~トランプを動かした安倍総理の努力


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10日の「虎ノ門ニュース」のゲストは自民党、参議院議員の山谷えり子氏。

山谷氏は北朝鮮による日本人拉致問題に関して長年、尽力してくれている国士。もし衆議院議員だったら、女性初の首相にはこの山谷氏を推したい、ぐらいに個人的には買っている国会議員のひとり。

その山谷えり子氏が、先日、超党派拉致議連とともにアメリカに渡って、日本の拉致問題に関する意見交換をアメリカとしてきたと話した。

 

(山谷えり子)

家族会、救う会、拉致議連の3団体として10何年間、毎年この時期訪米している。
ただ、アメリカのマスコミの応対が今回は全然違う。ワシントンポストからABCから各社来てくださった。いっぱい報道してくれた。国連では、米の拉致された家族のワームビアさんの家族、日本の横田さん、飯塚さんらがいたところに、トランプ大統領が直接電話してきて、『北朝鮮の人権問題はひどい。自分はがんばる』というようなことを話し、それが大々的にニュースになった。
そういう反応はこれまでなかった。
ホワイトハウス、NSC(国家安全保障会議)、国務省、国防省、それから北朝鮮研究のシンクタンクや有識者に会ったが、彼らの認識も以前とは違う。会ったすぐ『北朝鮮は8人死亡とか言っているんですけど、これ全部嘘ですよね』と言ってくる。こちらが経緯を説明するまでもなく向こうはすでにみんな知っている。
トランプ大統領が安倍首相と会談して、『日本の拉致問題に力を尽くす』といってくれたので各役所、縦割りを排して、みんなが一致団結して拉致問題の解決とは何か?という風に意見交換できた。
今まではまったく違った。


(有本香)
日米首脳会談の後、トランプ大統領が、『拉致問題というのは安倍総理にとってもっとも大事なことだということがすごく伝わってきた。常にアメリカは拉致問題を一番重要な問題として取り組む』と、あれは本当の事なんですね。それだけの指示が国務省にされていたんですね。


(山谷えり子)
アメリカの拘束されていた3人が解放されましたけど、その時もいつ解放されるかという状況だった。オットー・ワームビアさんの両親が北朝鮮がいかに残酷な国であるかと、こういう体制をそのままにしていいのか、という事で、裁判に訴えたりもして、北朝鮮の残酷な面に焦点が当たった。それで核ミサイルとともに拉致人権問題が、大きくなり同じ土俵に乗ってきた。この体制をそのままにしていいのか、というところにアメリカでも広がった。


(有本香)
今回は本当にアメリカが真剣に取り組んでくれているという熱を感じられたと。
それとアメリカでも拉致被害者、デービット・スネドーさんがいる。


(山谷えり子)
オバマ政権の時は、日本もデービット・スネドーさんが中国、雲南省の方で北に拉致されたのではないか、という資料をもって説明に行ったんですが、国務省の方は腰が引けていて、ユタ州の議員だけが、一生けん命聞いてくれていたという状況だったんですが、それもガラッと変わった。
国務省もアメリカ国民のスネドーさんが拉致されたのかどうかという事に強い関心を持っている。

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ワームビアさんのお母さんに『どんな青年でした?』と聞いたら、もうワァーと泣きながら、『でも話したかったのよ』と。

『悪意がなくて、好奇心に満ちた子だった。情熱にあふれていて、学ぶことが大好きで、ニューヨーク大学でこれから勉強するだって、アパートも借りてたのよ』

ニューヨークの国連で話すのでちょうど来ていて、ワームビアさんが借りるはずだったアパートを見て、『ここで本当に素晴らしい未来があったのに』と。

私はちょっと横田早紀江さんと似ていると。

ワームビアさんは『私は普通のアメリカ人。でも自由を知っている。自由のために戦わなくてはならない』

 

(有本香)

自分のお子さんがそういう目に遭って、それだけでも大変なのに、同じような経験の人のために戦おうというのは、その気持ちは尊い。

 

(山谷えり子)

さらにワームビアさんは、『1年半、怖くて怖くて何も言えなかった。だから横田拓也さん、飯塚耕一郎さん、拓也さんはお姉さん。耕一郎さんの場合は、自分が1歳の時に田口八重子さん、お母さんが拉致されて、もう40年以上、そんな苦しみの中にいるなんて考えられない』って。

 

オットー・ワームビアさんは北から解放されたが、昏睡状態に陥り、その後死亡した。

ワームビアさんの家族は最愛の息子を亡くした後も、北朝鮮の拉致問題に解決のために精力的に動いてくれている。

その事も、日本の拉致問題をアメリカが真剣に取り上げるようになった一因だろう。

 

かつてブッシュ政権時代にもひょっとしたら拉致問題が進展するのではと思われた時期もあったが、結局はダメだった。

しかし今回のトランプ大統領の、この北朝鮮による拉致問題に対する姿勢は本気だと見ていい。

これもひとえに安倍総理がトランプ大統領との関係を最重要視し、個人的にも厚い信頼関係を結んだことが大きい。

 

安倍総理は、北朝鮮の人権問題がいかにひどいかを、過去に国連でも演説し、4年前には400枚ページものCOIレポートなるものも出した。そのレポートには拉致だけじゃなく収容所の問題、北朝鮮の飢えの問題なども書かれいる。

これは第二次安倍政権が誕生してから、ずっと積み重ねてこられた政権の努力の結果だ。

そしてトランプ政権になり、ドナルド・トランプというリーダーシップを発揮する大統領が誕生すると、安倍総理は、北朝鮮が今のままの体制でいることが北東アジアにとっても世界にとってもいかに良くないことであるかを、現実を見ながら地道に繰り返しトランプ大統領に説得をしてきた。

安倍総理の努力がようやく結実しかけているのだ。

一部の反安倍メディアは「拉致問題」を安倍首相が政治利用しているとか、有田ヨシフのような議員は安倍総理の「やってる感」に愛想を尽かした拉致家族のホンネというような記事を書いているが、私はまったく同意しない。

軍事オプションがない日本が拉致被害者を取り戻すことは最初からかなり困難な事である。

ふがいないと思いながらもアメリカに頼る以外にない。

彼らの汚れ切ったフィルターを介さずに見れば、安倍総理がどれだけこの問題に真摯にかつ絶え間ない努力をしてきたかはわかるはずだ。