Meltな気分で

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科研費~山中伸弥氏に数百万で山口二郎氏に6億円は絶対におかしい


 

現在、保守系のネット言説において大きく話題になっている話がある。

それが法政大学の教授、山口二郎氏が貰った6億もの科研費だ。

 

科研費とは「科学研究費」のことで、政府から大学の研究者へ支払われる助成金のこと。

その対象は、人文学、社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、また基礎から応用までのあらゆる「学術研究」が含まれるとなっている。

つまり大学で行われている学問すべてが対象となるので、当然、科研費を貰える研究者はごく僅かになる。

 

例えば、iPS細胞の作成でノーベル賞という偉業を成し遂げた山中伸弥氏は科研費について以下のように述べている。

 


自分がいただく科学研究費(科研費)には限りがあります。奈良先端大の場合は、大学からずいぶん助けていただいたおかげで、自分の研究費以上の研究をすることができました。

でも、科研費は1年単位、長くても2年単位なのです。ということは、頭の中も1年単位、もしくは2年単位。人の採用も1年単位、2年単位。すべてが細切れでしか考えられないのです。

また、金額も私の場合、いただいていた科研費は100万円、200万円。多くても500万円です。500万円もらったら、もう大喜びといった感じでしたから。

言ってみたら、そのときの私は「1000万円プレーヤー」だったのです。多くて年間1000万円。だから頭でもそれくらいのことしか考えられません。それ以上のことは、やりたくてもできないのですから。

 出典:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50100?page=2

 

ノーベル賞受賞後の現在、山中伸弥氏にはさすがに相応の資金があると思われるが、iPS細胞の作成にチャレンジしていた頃の山中氏に降りた科研費が年間たった数百万だったというのはちょっと信じられない。(山中氏の科研費総額は2.5億だそうだ)

 

20年前にすでに「幹細胞の研究」は医学生物学において花形のテーマ。どの研究者がいち早く幹細胞を作成するか世界中で競争が行われていた。再生医療につながる幹細胞の作成には人類の未来がかかっていたし、当然、莫大な利益を産む。

多くの国が、国家的プロジェクトとして取り組んでいたのだ。

日本も2002年には「再生医療実現化プロジェクト」という学術会議を開き、幹細胞の研究については「国家的重要なプロジェクト」と位置付けをしている。

http://www8.cao.go.jp/cstp/output/iken021225_2.pdf

 

無名だったがゆえ、山中氏に降りた科研費が数百万だったのは仕方ないのか?

それとも審査する側の目が節穴だったのか?

しかしそれでも、国家的プロジェクトと位置付けた再生医療の研究者に対する科研費の額にしてはあまりに少ないではないか。

 

一方、法政大学で政治学を教えている山口二郎氏への科研費は、15年間途切れず、その総額は6億円にものぼる。 

 

 

たいして役に立つとも思えない政治学の研究に毎年、巨額の科研費が流れていく状況は異常にしか見えない。 

政治学より再生医療の方が国家的な利益を考えても、また人命を救うという優先順位の観点から見ても、はるかに助成金を投入する価値があることはあまりに自明。

となれば、この科研費の審査プロセスに、「政治的、思想的な意図」が入り込んでいると判断せざる得ない。

国民の知らないところで、税金が無駄に使われている。 

今、科研費の闇について、衆議院議員の杉田水脈氏や、ジャーナリストの櫻井よし子氏らが声を上げている。

科研費めぐり杉田水脈衆院議員らと山口二郎・法政大教授がバトル 6億円近い交付指摘に山口氏「根拠ない言いがかり」「学者の萎縮が狙い」- 産経ニュース

 

そしてネットでもSNSを中心に疑問や批判が高まっている。

この問題は、まだようやく火が付いたばかりだ。

けっして有耶無耶にしてはいけない。