Meltな気分で

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追い詰められた金正恩と読めないトランプに安倍首相の思惑

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北朝鮮の金正恩がわざわざ中国まで馳せ参じて習近平と会い、首脳会談をするという衝撃的なニュースがありました。

また、4月には韓国との南北首脳会談、翌5月には米朝首脳会談がセッティングされています。

この一連の流れをマスコミは「北が折れて雪解けムードになった」と報じていますが、私にはまったく逆に思えます。

金正恩がアメリカの攻撃の気配を敏感に察知して先手を打っているだけに見えます。 

金正恩は、ただ自分の独裁体制の維持ひいては自分の命が助かることだけを考えています。だからなりふり構わず、中国にまで出向いて行って、「非核化」さえ言及したのです。アメリカの斬首作戦(限定空爆)をとても恐れています。

トランプが何を考え、どう行動するかはまったくもって不明です。誰も読み切れません。ノーモーションで攻撃する可能性もあります。金正恩にとってそれは恐怖以外何物でもありません。

トランプ大統領は先月、北に対して船舶の臨検を行うことを示唆しました。行えば事実上の海上封鎖です。

また穏健派だったティラーソン国務長官を更迭しました。今、トランプ政権の閣僚は強硬派をズラリと並べています。

さらに一昨日、アメリカは在韓アメリカ人の国外退去訓練を実施することを発表しました。

在韓米人の国外退避訓練 初の実施へ|日テレNEWS24

これはすべて北へのメッセージです。そしてその効果は絶大でした。

トランプはひょっとして攻撃してくるのではないかという恐ろしさで金正恩の頭はいっぱいだろうと思います。

だから金正恩は、中朝会談で朝鮮半島の非核化について言及したのです。

金正恩は「アメリカが攻撃しない確約」さえしてくれたら、非核化に応じるかもしれません。今のところ、それしか生きる道はないのですから。

武力を背景にすれば、あの北朝鮮でさえここまで譲歩するのです。

 

こうして見ると、対話だけの外交がいかに無力であるか、そして武力を背景にした外交がどれだけ有効かがわかると思います。

誰だって鼻先に銃を突きつけれてたら、相手の要求を飲まざるえません。武力による米朝の危険な丁々発止は、金正恩とトランプの銃の突きつけ合いです。そして武力において米は北に圧勝しているので、北は最終的には降りるしかないのです。

安倍首相はその様子を客観的に見て、どう行動すれば日本の国益になるかプランを練っていると思います。

左翼マスコミは安倍首相が1人蚊帳の外だと嘲笑していますが、まったく見当はずれです。

今、世界の首脳の中で、トランプ大統領と意思疎通でき、またトランプの意思決定に影響を与えることが可能なのは日本の安倍首相だけです。

トランプ大統領は頻繁に安倍首相に電話で相談しています。マスコミは一切報道しませんが、安倍晋三はトランプに頼られているのです。

トランプの意思決定に安倍首相の意向が入る余地があるのなら、北は日本を重要なプレイヤーと見做すでしょう。なんでも言う事を聞く韓国は相手にしませんが、日本は無視できなくなります。

安倍首相はこのために布石を打ってきたのです。

首相はトランプが米大統領に就任して以来、2人の関係に最大限気を配ってきました。マスコミからアメリカのポチと罵られようが、トランプに対して過剰なまでの気配りをしてきたのです。2月に平昌五輪に出席したのはトランプの強い要請からです。安倍首相は当初は行き気ゼロでした。むしろ絶対に行きたくなかったと思います。それでも五輪の開会式に出席したのはトランプに恩を売るためです。安倍首相はこれまで色々とトランプに貸しを作ってきています。

そしてこの貸しを返してもらう場がすぐそこに来ているのです。

 

日本にとって対北朝鮮の重要問題は、ミサイルと拉致問題です。

両方ともアメリカなしには解決しません。

5月の米朝首脳会談で、この2つをテーブルの上に出してもらうよう安倍首相はトランプに懇願するでしょう。

日本が拉致問題を解決する場面は、ここしかありません。

最初で最後そして最大のチャンスになります。

安倍首相はそこまで読んで、トランプとの蜜月を続けてきた、私はそう思っています。