【森友文書】財務省、森友文書の書き換え認める方針 あす国会報告 麻生太郎氏、辞任せず(1/2ページ) - 産経ニュース
朝日の森友決裁文書の書き換え報道に関しては、私はこのブログで散々、朝日の印象操作、捏造だと書いてきたが、結果的に、そうではなかった可能性が強まった。
官僚が決裁文書を偽造するはずない、そんな大罪犯すわけない、という常識に基づいて色々述べたが、今のところ朝日の言い分の方が正解だったのか。
それにしても朝日は何故物証を出さない?
まったく解せない。
しかし改竄が事実なら、財務省がここまでする理由も解せない。
産経の記事によると、この程度の改竄だと罪には問われないとの検察関係者の言葉があった。
【森友文書】文書書き換え 大阪地検、刑事罰か慎重に見極め 幹部「事件より政局の印象」(1/2ページ) - 産経ニュース
また自民党も、文書の書き換えは改竄ではなく修正だという見解らしい。
【森友文書】文書書き換え 「改竄ではなく訂正」 自民幹部「問題なし」冷静 - 産経ニュース
いや、それはない。
これは財務省の隠蔽体質そのもので、「問題なし」で済まされる話ではない。
もし佐川さんの指示があったとすると財務省の解体・分割論は、誰が政権を握っても避けられない。今後佐川さんは大阪地検から逮捕・起訴される。森友学園の土地取引は①財務官僚の過度な権限、②杜撰な公文書管理、③入札ではなく随意契約、の3つが問題の本質だと言ってきたが当たっていると思う😐
— ひがくぼきみお (@higakubo) 2018年3月11日
公文書偽造なら、些末な話ではなく、これはこれで重要な本筋だ。
一方、森友の土地の8億の値引きが正当かどうかというもう1つの本筋もある。
森友の土地は、元々は、隣の野田中央公園と一体の、沼地だった。
つまり、森友の土地の価値は隣の野田中央公園と同じだと言うこと。
この沼地は、戦後に産業廃棄物などのゴミが大量投棄された場所で、ゴミ撤去費用に莫大な金がかかる。
野田中央公園は、補助金などの投入で実質2千万円で豊中市が購入している。
しかも同じ沼地で面積も大して違わないのに、森友の土地の査定が9億円で野田中央公園が14億円。
森友学園よりヒドい野田公園の土地取引:土建国家の恥部を前に立ちすくむ与野党 – アゴラ
こうなると値引き以上に査定そのものもおかしい。
森友:9億マイナス8億なら、
野田公園:14億マイナス13億8千万
大前提としておかしな数字が並び過ぎている。
結局のところ、あの土地をまともに使えるようにするにはいくらかかるのか?
ゴミ撤去の費用なんて実際に掘り出して見なればわからないというのが本当のところではないか。
ゴミ撤去費用は8億ではすまないという話もある。
そんな場所、買い手がつくわけない。
だから近畿財務局は瑕疵担保の免責をつけて売ったのだろう。
これが「本件の特殊性」
財務省が首相や夫人に忖度して値引きしたわけではない。
この議論は1年前と同じで、またその堂々巡りをしている。
国有地の売却に関しては、朝日の本社といい朝鮮学校といい、闇だらけで、ことさら森友だけをピックアップするのは本来はおかしいのだが、そういう本質論は、もちろん左翼にはどうでもいいのだろう。