Meltな気分で

コギトが書く、時事中心の雑多なブログです。暇つぶしにどうぞ。

小池百合子が負けたのは「リベラル排除」ではなく左翼マスコミの判断ミス

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希望の党(小池百合子)が負けたのは「リベラル排除」が原因だと言われているが、それは少し違う。

保守政党として「希望の党」を立ち上げた以上、改憲や安保を踏み絵にするのは当然だ。選別しなければ政党ではない。小池百合子は当たり前のことをしようとしただけだ。

しかも皮肉なことに、結果的には小池百合子は「リベラル排除」できずに、選挙後は民進議員たちに主導権を奪われつつある。

小池百合子は実は筋を通せなかった。

では筋を通せなかったこと(排除ができなかったこと)が原因か?

それも少し違う。

本当に筋を通して、改革保守政党を作った場合、チャーターメンバーの長島昭久、細野豪志、松原仁、松沢成文、中山恭子らを中心にした、30人程度の保守勢力の野党を形成できただろう。

しかし小池百合子はそれを望んでいなかった。彼女はいち野党に甘んじる気はさらさらない。一発で政権奪取をして首相の座につきたかったのである。

 

小池百合子が負けた最大の原因はマスコミが反小池に舵を切ったからである。

マスコミを手なずけていたはずの小池百合子が、マスコミの機嫌を損ねて手綱を引けなくなった。

それが最大の原因だ。

小池百合子自身は都知事選の時となんら変わっていない。この一年間、ヒロインとして持ち上げられていたのに、公示日一週間前に、マスコミが急に掌返しをして、小池叩きに向かった。

これは彼女にとって想定外の出来事であり、衝撃的な誤算だったろう。

これまで都知事選、石原慎太郎氏の百条委員会、そして7月の都議選までは、マスコミが彼女の大応援団と化していた。

あの流れで行けば、国政でもマスコミは自分を応援してくれるだろうと踏んでいたのである。

 

マスコミは、特に左翼マスコミは、それが「反自民」「反安倍」である限り、利用する。小池百合子を素晴らしいと絶賛し、世論誘導をする。

小池が実は核武装も容認するような保守政治家であることに目をつぶり、持ち上げるのだ。

しかし、左翼マスコミの根底には保守政治家の小池百合子に対する嫌悪感は消えていない。

 

小池百合子が希望の党を立ち上げた当初、希望の党がどういう勢力になるのか誰もわからなかった。第2自民党になるのか、第2民進党になるのか、それともそれ以外の勢力になるのか・・・

左翼マスコミも、希望の党を叩くべきか、持ち上げるべきか、判断を保留していた。ニュートラルな状態だった。

マスコミは安倍潰しに希望の党が使えるなら、持ち上げる気満々だったように思う。マスコミのプライオリティは反自民あり、何よりも反安倍である。都議選の再来を望んでいたのは間違いない。

安倍おろしなら、自民過半数割れで行ける。その可能性もあった。

 

ところが、一瞬の判断を誤った。

小池ではなくマスコミの方が・・・

小池百合子の「リベラル排除」にマスコミが脊髄反射してしまったのである。小池批判をすれば反安倍の受け皿を失う。わかっていながら、マスコミは思わず反応してしまった。

「リベラル排除」に脊髄反射したマスコミは、後はもう小池叩きに走るしかない。いったん小池叩きに走れば、小池百合子の言葉すべては場当たり的で、空疎なものなので、いくらでも矛盾を突ける。

あっという間に小池百合子の虚像が顕現し、小池の希望は一瞬で粉砕された。

それで左翼マスコミにはもう立憲民主しか救いはなくなった。

しかし、立憲民主は80人しか候補者を立てておらず、選挙をやる前に自民党が勝利することが決定したのだ。

 

小池百合子が負けたのは、マスコミが小池叩きに走ったからだが、あれだけ安倍潰しに執念を燃やし、汚い手を使ってでも安倍晋三を引きずり下ろうとしたマスコミが最後はオウンゴールした。

なんとも滑稽な出来事で、マスコミの醜さが目立った選挙になった。