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安倍首相、本音は消費増税延期か「リーマン級なら再延期」と発言

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安倍首相が2019年秋に予定通り消費増税を10%に引き上げることを明言した。ただし、増税分の使途を変えるという。財政再建には回さず、社会保障に充てると。

また、昨日のテレビ東京とのインタビューでは以下のように話している。

リーマン級なら再延期も=安倍首相、消費税増税めぐり【17衆院選】 (時事通信) - Yahoo!ニュース

この二つのことから、安倍首相が本音では消費増税を延期したいという考えであることが見て取れるのではないか。

最初の、増税分を財政再建に回さないという方針は、緊縮財政をしないということだ。ヨーロッパを見ればわかるように緊縮財政をすれば、経済は悪化し政権の支持率は落ちる。安倍首相は2014年に消費増税を8%に上げた時、個人消費が落ち込んだのをとても気にかけていたという。アベノミクスが失速したのは増税のせいだと。そして、その後、2度にわたり、消費増税10%を延期した。

1度目の延期は、1年半、2度目の延期は2年半だ。

この2度の延期に対する、財務省の抵抗はすざましいものだったろうと想像がつく。財務省にしてみれば、3度目の延期など絶対にありえない。そんなこと許してはならない。やれば、どんな手を使っても安倍政権を潰してやると息巻いているに違いない。また増税派は与野党をとわず国会議員の多数派である。さらにマスコミや経団連も増税派だ。経団連は法人税の引き下げとセットで増税派に転向した。

つまり、どういう訳だがわからないが、日本の官僚、政治家、マスコミ、財界がすべて増税派なのだ。

本当に不可解だとしかいいようがない。増税して緊縮財政をすれば、どうなるか、歴史も証明しているというのに。

安倍首相は、首相の一存で、2度増税延期をした。日本的な「同調圧力」に屈せずにそれをやり遂げたのは、経済を優先させたからである。

しかし、3度目は容易ではない。

それでも安倍首相は、その「余地」を残した決断をした。それが、増税の使途変更に見られる「絶対に緊縮財政をしませんよ」という意思表示と、「リーマン級が来たら延期する」という言葉だろうと思う。

安倍首相は、消費増税の3度目の延期に関する判断をまだ保留している。

おそらく次の参院選の時、2019年の夏に最終決断をする算段だろう。国民には見えないが、高度な政治的駆け引きをしているのではないか、と思う。