Meltな気分で

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【都ファ大勝利】小池百合子は天才「政治屋」勝負は1年前についていた

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小池百合子が「都民ファーストの会」の代表を辞任した。表向きは二元代表制がどうのこうのと言っていたが、平慶翔氏のことをはじめ、今回当選した議員の中から不祥事の匂いを嗅ぎ取ったのだろう。

この辺りの嗅覚はさすがだと感心する。

この人は本当に「政治的立ち回り」だけは長けている。

 

自民党が大敗北したのはテレビがすべて「小池百合子大応援団」になり、小池氏の築地市場移転問題の失政をひた隠しにしたところにあるが、テレビにそうさせた原因は自民党自身にある。

 

そもそも1年前の都知事選の時、自民党がすんなり小池氏を推薦しておけば何の問題もなかった。

しかし、石原伸晃、自民党都連会長は、そうはせず、増田氏を擁立した。

伸晃氏がそうしなかった理由は今ならわかる気がするが、1年前だと「なんで小池じゃダメなの?」と誰もが疑問に感じただろう。

増田氏より小池氏の方がはるかに勝算があるように思えたからだ。

 

その後の、父、慎太郎氏の「厚化粧ババア」発言で、一気に自民党都連のイメージは悪くなった。

追い打ちをかけたのが、当選後に、自民党の都議会議員が小池氏との握手や記念撮影を拒否するという愚かな行為をしたことだ。あれで人々に「反自民、親小池」の感情を高めてしまった。(※悪手拒否はTBSのフェイクニュースだったようです)

すでにこの時に1年後の都議会選の自民惨敗は決定していたのかもしれない。

 

自民党都議らはバックに強大な組織が支援してくれているという慢心と驕りがあった。

一方小池百合子は一匹狼だ。彼女の味方はマスコミだけ。彼女はメディアにどう映るかしか常に見ていない。だから選挙に強い。

 

知事就任後すぐに「豊洲市場への移転」を安全が確認されるまで一旦中断することを決めたことは<政治的な立ち振る舞い>としては間違ってはいないだろう。

問題は、豊洲市場が安全だと判明しても、移転の決定をせず、1年もそのままズルズルと引き延ばしたことだ。

彼女は自分の失政を認めず、石原慎太郎元知事をスケープゴートにして、乗り切った。「独裁者」慎太郎の負のイメージをうまく使い、マスコミを手なずけたのだ。

そして「都ファ」を作り、一気に勝負に出た。

マスコミを熟知し、勝負勘に冴え、自信を持ち、誰よりも行動力がある。

それが小池百合子だ。天才「政治屋」

劣勢なのに守りに入り、選挙で小池批判を回避した自民党都連が、彼女に敵うはずもない。

 

むろん、政治屋としてはどれだけ天才でも、人々には何の利益もない。「政治家」として人々の利になることをしてくれない限りは。

私ははっきり言えば、小池百合子氏を評価しない。

この手の政治家が一番ダメだと、細川連立政権や、小泉純一郎の時に学習したからだ。

彼女は、五輪後、再び国政を目指し、女性初の総理大臣になるという野望を持っていると囁かれている。

選挙後、彼女は「自民とは対立しない」と答えた。

自民党から総理大臣の目も潰していない。

小池百合子らしい。