Meltな気分で

コギトが書く、時事中心の雑多なブログです。暇つぶしにどうぞ。

小池都知事「豊洲築地の両方とも」に対する関係者の反応

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東京都の小池知事は20日、記者会見を開き、豊洲市場に移転した上で築地跡地を再開発する方針を表明しました。築地跡地は売却せず、食文化や観光の拠点などとして有効活用する方針です。

豊洲市場の移転とともに、築地を5年後に再整備するという計画。

いわば両市場の活用という仰天プランですが、このプランに対しては関係者の間から疑問や非難の声の方が上がっています。

少し拾ってみました。

  

「さっぱり分からない。卸業者や仲卸業者などが一堂に会して商品を評価、販売するのが市場。2カ所で同時並行できると思えない」

築地市場協会 伊藤裕康会長

 

「2カ所あるより全力で豊洲の風評被害払拭に努めてほしい」

青果連合事業協会の泉未紀夫会長

  

「市場の中心機能は卸と仲卸。それが一部だけ残ったところで物理的、経済的に市場は成り立たない」

元水産庁職員・東京財団の小松正之氏

 

「こんなに近い場所に市場が2つある意味が分からない」

東京聖栄大学の藤島廣二客員教授

 

TVはまことしやかに一旦移転して築地を建て直して戻るなんて言ってるらしいがあり得ねぇ!もしホントに知事がこんなことを発表したとしたら稀代のスットコドッコイ都知事だよ。鼻垂らしたガキが聞いたって解るようなミエミエの玉虫色選挙対策じゃん。市場の当事者もかなりバカにされてるってことだ。

生田よしかつ氏(築地魚河岸仲卸)

 

さらに豊洲移転反対派からも、小池都知事の両市場活用案には難色を示しています。

 

「築地ブランドを守る目的は正しいが、実現は難しい。築地は食の文化的な側面と市場機能が一緒になってできている。それを豊洲と築地に分けようと思ったら前に進めなくなる」

東京中央市場労働組合の中沢誠執行委員長

 

小池都知事が、豊洲移転、賛成派、反対派の両方にいい顔しようとして、ひねり出された両市場活用案は、どうやら暴論、空論のようです。

もともと豊洲市場の建設費6500億円は 築地市場の売却益4000億で賄う予定だったのです。それがまずできなくなります。

現在、延期しているために発生している豊洲市場の維持費も膨大ですが、築地を売却できず、さらに再整備するとなるといったいどれだけコストがかかることでしょうか?

しかも築地・豊洲の両方を生かすことなど、専門家の話を聞いても「ありえない」ようです。

 

小池都知事は明後日に告示を迎えた都議会選にむけて、「思い付き」の奇策を表明して、この選挙を乗り切ることだけしか考えていません。

選挙ファーストで豊洲移転を延期し、さらに選挙ファーストで両市場の活用という愚策を発表。

議会にもかけず、都知事の思い付きだけで、こんなことを決めることが、すでに議会制民主主義の精神からかけ離れています。

やっていることは独裁者同然ですが、小池応援団と化したマスコミにはそういう見方はできないだろうと思います。