Meltな気分で

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前川氏の文書リークは安倍潰しが目的か~会見で見えた嘘と真実

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加計学園問題で、文科省から流出された「総理のご意向」という内容が書かれた書類。

その書類を各マスコミにリークしたのは文科省の前次官、前川喜平氏ですが、その前川氏が本日、記者会見し、文書は本物だと述べました。

リークした当人が本物だと言っても、本来ならなんの説得力もないところですが、ここまで大々的に記者会見をしたところを見ると、あの文書自体、ひょっとしたら実在したかもしれません。

 

しかし、それはすなわち、「本当に総理のご意向があった」ということではありません。

もちろん仮に「意向があった」としてもそれが果たして問題なのかということもあります。50年間新設されなかった獣医学部を国家戦略特区に指定してトップダウンで決めたことは悪いことではありません。岩盤規制を打ち砕くため政治主導で役人をスピーディに動かそうとしたことを非難される謂れはないはずです。

 

問題はこの件で安倍首相が加計学園に便宜を図ったかという点です。

こんな話を聞きました。

加計学園は、今治市に獣医学部を設立するにあたり、約100億円の投資が必要になるそうです。定員が160人。獣医学部だけの単科大学ですから、これが全生徒です。

となると100億の回収はいつになるのでしょうか?

長い期間、相当な赤字を覚悟しなければならないでしょう。

つまり今治に獣医学部を作ることは、加計学園にとってけっしてうま味のある話ではないのです。

今治市は大学新設する土地を無償提供することを議会で決めました。そうでもしなければ大学の誘致などできなかったからです。

そして今治市の方から加計学園にアプローチして、大学誘致を熱心に行ったのです。

 

安倍首相が加計学園から献金を貰っているという情報は今のところありません。あればとっくにマスコミが報道しているでしょうから、ないのでしょう。

とすれば安倍首相が友人である加計学園の理事長に便宜を図り、その見返りを貰ったという線は消えます。

加計学園側も、獣医学部の新設には資金回収できないリスクが大きく、地元今治のために、という心意気がないとできない話なのです。

 

こういう事実を見れば、野党とマスコミが今回の件、どこを問題にしているのか、皆目わかりません。問題になるような点は見つからないのです。

 

さて、本日の前川喜平氏の記者会見ですが、あれを見ていると、なんとなく文書リークの背景が見えてきます。

ご存じのように前川氏は、天下り斡旋の件で違法行為をして、その責任をとって事務次官を辞任しました。

今年2月22日、朝日デジタルの記事では次のように出ています。

 


 文科省前局長の早大への再就職について内閣府の再就職等監視委員会が、同省が国家公務員法に違反、組織的に「天下り」をあっせんしたとする調査結果を1月に公表した。前川喜平事務次官らが同法に違反したと認定され、前川次官は辞職。OBの支援に文科省ぐるみで関与してきた疑いが出ている。

 

この記事でわかるように前川氏を辞めさせたのは、「内閣府の再就職等監視委員会」 です。

内閣府は総理直轄の機関です。

つまり、前川氏は安倍首相によって辞めさせられたも同じです。

前川氏は、この天下り斡旋の問題が発覚してからもなかなか辞めようとはしませんでした。菅官房長官が、これを評して

『当初は責任者として自ら辞める意向をまったく示さず、地位に恋々としがみついていた。』

と唾棄しました。

つまり、このことで安倍政権に相当な恨みがあったことは明らかです。

もともと文科省という省庁は、リベラル派が主流を占めています。考え方が左翼的な人間がほとんどです。だから安倍嫌いなんです。

前川氏もそういう役所でトップにまで登り詰めたわけですから、筋金入りの安倍嫌いかもしれません。

ただ面白いことに、安倍嫌いなのに文科大臣だけは別なのようです。

今日の会見でも松野文科大臣だけは擁護していました。

実は前川氏の妹は、中曽根弘文元文部大臣の妻です。

だから文科族は大切にしているのかもしれません。

 

今回、前川氏が文書を流出させたのは、安倍嫌いに加え、事務次官を辞めさせられたことに対する報復だろうと思います。

 

最後に前川氏は出会い系バーに頻繁に行っていたことに関して、

『報道番組で女性の貧困の番組だったと思います。出会い系バーで援助交際の相手を見つけたり、お金を貰う女性がいると。私は実態を聞いてみたいと思い、行きました。話をしたり食事に伴ってのお小遣いを渡したりしました』

 

こんな話、誰が信じるの(笑)

元官僚トップだから話は巧みだが、今日の会見すべて、虚実織り交ぜて話していたことがよくわかります。そういう意味では籠池氏と同じです。

 マスコミは、天下りの斡旋の件ではこの前川氏をさんざんに叩いたくせに、今では正義の味方みたいに扱っています。

こういう神経が信じられません。

安倍を倒すためには何でもアリなのです。反安倍の勢力は日本の国益が損なっても倒閣運動が成功すればいいと考えています。

テレビ新聞はほとんど反安倍勢力ですが、こんなことで政権を倒すことがあっては絶対にいけないと思います。