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Meltな気分で

コギトが書く、時事中心の雑多なブログです。暇つぶしにどうぞ。

アメリカがシリアを空爆、北朝鮮にも強烈なメッセージに

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米中首脳会談がなされているさ中、アメリカがシリアを空爆した。

理由はシリア政府すなわちアサド政権が、化学兵器を使った報復だそうだ。

化学兵器はサリンやVXガスだと言われている。

CNNによると、トランプ大統領は化学兵器によって死傷した子どもたちの画像を見て強い衝撃を受け、行動しないわけにはいかないと判断したということだ。

米軍はトランプ大統領の命令を受け、地中海に展開する米軍艦2隻から巡航ミサイル「トマホーク」50~60発を発射した。

続報によると、攻撃はこの一回のみで終わりだそうだ。

 

シリアは6年間ずっと内戦状態にある。

おおまかに言えば、アサド政権の政府軍と反政府軍、そしてイスラム国の3つの勢力に分かれている。

日本では後藤さんや湯川さんが斬首された事件があったので、イスラム国が一番残忍で過激な組織だと思われているかもしれない。

しかし、アサド政権率いる政府軍は、イスラム国以上に殺戮を繰り返している。犠牲者の数はイスラム国のそれより2桁多いそうだ。

そのアサド政権を支援しているのがロシア。

反政府軍を支援していたのがアメリカ。

イスラム国は米ロ共通の敵という構図。

トランプ政権はロシア寄りの政権だと当初言われていたが、このシリア攻撃によって米ロの関係も変化するかもしれない。

シリアの内戦は外部からその実情がよく見えない。アサド政権が多くの人の命を奪っているのは事実だが、じゃあ反政府側が良いのかと問われれば疑問だ。

また、今回、アサド政権が化学兵器を使った、ということも確実な事実かどうかもわからない。反政府側が自作自演をした可能性もあると聞く。化学兵器に関しては、イスラム国も含め、この3つの勢力がいずれも使っている。

アメリカはオバマ政権時代にシリア介入を見送った。米の共和党からはそれを弱腰だと非難されていた。トランプ大統領の今回の空爆は、「俺はオバマとは違うんだ」という姿勢の表れだろう。

もっと言えば、ポーズだけでシリアに深入りする気はないのかもしれない。空爆も今回の一度きりだと言っている。

しかし、やると言ったら本当にやるというトランプ大統領のメッセージは強烈だろう。

米中首脳会談で北朝鮮問題が話し合われているが、このシリア空爆を見ていると、北朝鮮への軍事行動もますます強くなったように思う。