Meltな気分で

コギトが書く、時事中心の雑多なブログです。暇つぶしにどうぞ。

籠池氏がサイコパスだという指摘があるが…

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籠池氏の証人喚問は堂々としたものだった。

自民党の厳しい追及にもさほどうろたえる場面もなく、全体的にはよどみなく答えていた。

過去、ダグラスグラマン事件で証人喚問を受けた日商岩井の副社長は、手が震えて宣誓書にサインが書けなかった。

日商岩井のトップという大きな社会的な地位のある人間でさえ、偽証罪が問われるというあの場面では計り知れないプレッシャーがかかるのである。

ふつうの神経の持主なら、嘘をつくつもりはなく、すべて正直に話そうと思っていても、ああなるかもしれない。

 

ところが、籠池氏は違った。

与党議員の質問に臆することなく、ある意味毅然と対応していた。

「偽証罪に問われますよ、いいんですか?」と言われても、動じなかった。

さらに一方的に責める自民党の葉梨康弘議員に対しては「失礼ではないか」と籠池氏は言い返した。

それを言われて顔色が変わったのはむしろ元警察官僚の葉梨議員の方だった。

 

翌日の新聞では籠池氏の方が勝ったというような報道をしたところもあった。

勝ったかどうかは別にして、証人喚問で、うろたえる籠池氏をイメージしていた自民党側の目論見が外れたのは事実だろう。

 

ところが、籠池氏の発言の内容を少し検証してみると、場当たり的な嘘のオンパレードだった。

不思議なことである。

ちょっと調べれば、人に訊けば、まるっきりの出鱈目な内容を堂々と述べていたのである。

あの場の空気は完全に籠池氏が支配していた。しかし、一歩ひいてみれば、籠池氏の発言は虚飾に満ちていたのである。

私はあの証人喚問を見て、サイコパスやソシオパスという言葉が浮かんだ。

籠池氏はそういう人格の持主ではないかと。

そう思っていたら、以下のような記事を見つけた。

サイコパスか人格障害か 籠池氏の深層心理を心理学者が読み解く

この記事の中で、新潟青陵大学教授の碓井真史氏は以下のように籠池氏の人のような人物を分析する。

 


 経営者には「サイコパス」が多いと言う人もいる。サイコパスの人々は、普通の人が感じるような良心の呵責(かしゃく)を持たない。ルールを破ることにも意を介さない。彼らは、まるでゲームを楽しむように支配し、大きくし、力を得ることに邁進する。

 彼らは、目的のためには手段を選ばない。嘘をつく時にも自責の念がないために、堂々と大胆に大きな嘘がつける。まるで真実のように具体的で詳細な嘘もつける。そのため、普通の人が見ればとても偽りには思えない。彼らは、他人の苦しみや悲しみへの共感も少ない。必要があれば、簡単にリストラも行うし、他人を利用することもいとわない。

 彼らは、単なる悪人ではない。乱暴でがさつな人でもない。犯罪者のサイコパスでさえ、日常的には魅力的で有能に見える人々もいる。ましてや、社会的に成功している人々は、ジェントルマンであり、実力者であり、尊敬もされるだろう。ただし社長がサイコパスであれば、部下たちは苦しむことになるだろう。会社は成長し、社長の社会的評価が高まる中で、部下や下請けは泣くことになるだろう。

 

天皇陛下や一国の総理大臣の名前を平気で利用し、突然、「安倍首相から100万円寄付を頂きました」と言い出す。

嘘だろ?と思いながらも、籠池氏の堂々と臆することない言動に釣られたのは野党とマスコミの方だった。

これも籠池氏の特異な性格ゆえんかもしれない。

そしてそのことがこの問題をとんだ狂騒曲にしてしまった一因だろう。

 

付け足しになるが、籠池夫人と昭恵夫人のメールの全文が公開された。

全部読んだが、2人の会話がまったく成立していない。

一方的に籠池夫人の方が喋っている。かなり長文で妄想的な文章に見えた。

ジャーナリストのモーリー・ロバートソンが籠池夫人のメールを見て「パラノイア的」と言った。

私も同様のことを思った。

サイコパスとパラノイア。

ファクト(真実)だけを見れば森友問題など存在しないのではないか、そんな気がする。