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Meltな気分で

コギトが書く、時事中心の雑多なブログです。暇つぶしにどうぞ。

小池都知事、豊洲問題で住民投票は責任逃れでしかない!!

政治
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別に小池都知事が明言しているわけではないが、そのような噂がある。

築地市場を豊洲に移転するかどうかの判断を住民投票によって決めるというのだ。

1月中旬に開いた小池都知事が主宰する政治塾の講演で、豊洲移転について

 

「私が結論を出すわけではない。こういったことは都民の皆様によく知っていただいて、時には判断に参加していただく。それがこれからの大きな流れになる」

 

と語ったそうだ。

重要な案件に関して、都民が決めるというのは、ある意味丸投げ、責任回避の行動だと批判されても仕方ない。

住民投票で思い出されるのは、大阪都構想で、政治生命をかけて住民投票をした橋下徹前大阪市長だ。

しかし、もし小池都知事がこの問題で住民投票をやるとなると、橋下さんのケースとは似て非なるものだと言える。

橋下さんの場合は、自分が実現したいと強く願っている「大阪都構想」の賛否を問いかけたのだ。

どうしたいかの意思がはっきりしている。

小池都知事の場合は、そもそも豊洲移転に賛成なのか、反対なのか意思表示をしていない。

つまり自分で決めれないから、住民投票をやるということになる。

これはただの丸投げでしかない。

意思決定、決断をするのが、政治家の大きな役目だとすれば、都知事はそれを放棄したことになる。

これはリーダーとしての資質の問題だ。政治家は時には世論の反対があったとしても、国益(都益)になる決断をしなければいけない。

その決断が正しかったのかどうかは数年後に歴史が証明する。

 

今の小池都知事はあまりにもポピュリズムに身を委ねすぎていやしないか。

私は去年から、下手したら小池さんは豊洲移転問題を夏の都議選までひっぱるかもしれないと危惧したが、現にそうなってしまった。

つまり政局第一で動いている。

豊洲問題の決着をつければ、移転しようが、しまいが、どちらの側からも批判をくらう。それを恐れているのだ。

しかし、移転を先送りすることは、都益にならない。

はっきり言えば豊洲移転はすぐにすべきである。理由は今の築地市場より確実に安全だから。

もし、このことを小池都知事が自覚していて、それでも、この問題を夏の選挙までひっぱり、さらに住民投票にかけるとなれば、それは、彼女自身が「都民ファースト」で動いているのではなく、自身の政治キャリアのために動いていることになる。

 

小池百合子は、最終的には女性初の総理大臣を狙っている、と囁かれている。

私は当初はそうは思わなかったが、今では、そうかもしれないと感じている。

 

個人的な好き嫌いで言えば、小池百合子は好きな政治家だった。

経済や外交にも明るく、保守思想に立脚した筋の通った理念を持っていると思う。有能な政治家だ。

しかし、豊洲問題の対応には疑問だ。

住民投票をやったら、おそらく移転中止になるだろう。

が、その先はどうするのか?