Meltな気分で

コギトが書く、時事中心の雑多なブログです。暇つぶしにどうぞ。

顔面麻痺体験談 ⑥ 共同運動の後遺症と回復の限界

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顔面麻痺体験談⑤ 

の続き。

顔面麻痺を発症してから1年が経過しました。

麻痺側の歯でガムを噛み、三叉神経を動かすことによって麻痺を改善させるという方法は、ある程度成功しました。

しかし、1年経過しても、結局、100パーセントの完治とはなりませんでした。

瞬きは不完全です。目尻は少し垂れ下がったまま。睫毛も下がっています。瞼も垂れていて、麻痺側の目はやや小さくなっています。

口をすぼめて「オ」の形にすると、ひょっとこ顔になります。

それでも、1年経過で、まあなんとか日常生活に支障はない程度にはなりました。

回復度合いは7割でしょうか。

ビートたけしさんの麻痺よりはマシな感じです。

 

顔はある程度動くようになったのですが、この頃に顔面麻痺にともなう後遺症「共同運動」が目立つようになり、それが不快でした。

口を閉じると目が潰れる。

麻痺側の筋肉がピクピクと痙攣する。

口を動かすと、首筋までひきつる。(顔面神経は胸元までつながっているようです)

ピクピクと動く顔面痙攣は、目の下、瞼、口元で頻繁に起こるようになりました。痙攣だけでなく、目の周りのひどい拘縮もあります。

この後遺症の対策はなるべく顔面神経を動かさないようにすることぐらい。

・・・はっきり言って治らないようです。

ボトックス注射を打つと一時的に症状が治まるようですが、効果があるのは短い期間だけなようで、自分は試していません。

 

実は、最近、別の病気で、近くの耳鼻科にかかりました。

その時に、顔面麻痺の後遺症「共同運動」について訊いたら、

「なかなか難しいね」

と言われました。

いったんなってしまった後遺症は治すのはやはり無理なようです。

この時点で顔面麻痺の発生から2年半。

顔面麻痺の回復も、もう望めないだろう、と宣言されました。

確かに、もう顔面運動のリハビリをやっても、改善しません。それどころか、リハビリをやりすぎると共同運動である痙攣や拘縮がより激しくなるだけです。

一度、リハビリ中に、首筋が攣ったように激しく痛み、怖くなりました。

 

どうやらジ・エンドのようです。

あとやれることは、冬場はホットタオルで顔を温め、なるべく血流をよくし、顔の動きをスムーズにすることぐらいです。

まあ、それでも、なんとか日常生活に支障はなく、初対面の人から「あなた、顔面麻痺じゃない?」と言われることもありません。

他人様は、気付かないようです。(まあ、そんなに関心がないのかもしれませんけど)

現在は、このままでもしょうがないかな、と思っています。

 

私の顔面麻痺体験談は以上になりますが、今後、麻痺の状態が改善したり、あるいは別の治療法など発見した時は、随時こちらのブログで報告したいと思います。

 

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