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Meltな気分で

コギトが書く、時事中心の雑多なブログです。暇つぶしにどうぞ。

豊洲問題で石原氏提訴は筋違い、お題目の都民ファーストが招いた結果

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いったい小池都知事はどこにゴールポストを置いているのだろうか、そんな疑問も湧いてくる。


豊洲市場の件で石原慎太郎元都知事に対し訴状を提出する予定だとか。
まるで今の閉塞状況を作ったすべての責任を石原元知事になすりつけようとしているようにしか見えない。
豊洲問題が行き詰って、今更石原氏の名前を出すのはかなりご都合主義。


現在の豊洲の問題はぶっちゃけて言えば小池氏自身が招いた結果だ。
自分が都知事になるために使った政治的な駆け引きで招いた。

「都民ファースト」をかかげ豊洲問題の安全性を公約にした結果、最終的に豊洲市場を安心できない場所にしてしまった。


まともな人ならお気づきだろうが、豊洲市場はコンクリートで遮蔽された空間である。だから、そのコンクリートの下の土壌や水がどうのこうのは元来関係なかった。
安全性は元々確保されていた。


この間の水質検査から出た
「基準値の79倍のベンゼン」「シアンが検出」
という数字は、専門家に聞くと、70年間、毎日2リットル飲み続けても健康を害する人がほぼいないという数字だそうだ。

はっきり言えば安全なのである。
しかも、それは遮蔽されたコンクリートの下の水で、その水を何かに使うわけでもない。

水質検査は世論を納得させる、政治的パフォーマンスの要素が強かった。
だから小池氏は、この問題の落とし所として当初、とりあえず豊洲市場の延期し、安全性を確保してから移転しようと思っていたのだろう。

目論見は外れた。
繰り返し行われた水質検査で、豊洲市場は危険だというイメージが流布してしまった。
それを招いたのは小池氏自身である。
民意をうまく利用して都知事になったが、自らの政治的パフォーマンスが足枷となっている。

現状だと、豊洲移転もできない。かといって移転廃止をすることもできない。

この構造、慰安婦像問題の韓国政府と似てる。
ポピュリズムに迎合して支持を得たが、それが桎梏となって身動きが取れない。


開き直って、
「豊洲はコンクリートで遮蔽されているから地下の土壌は関係ない。だから移転します」
と言えるだろうか。

まあ、夏の都議選まではいえないだろう。

その間にも莫大なコストがかかる。移転の決断が遅ければ遅いだけ、血税が無駄に使われる。

すべて政治的な目論見で動いている。それが国益を損ねている。お題目の都民ファーストに縛られ、本当の都民ファーストができないでいるのだ。