Meltな気分で

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慰安婦像撤去の今後の展開~韓国紙論調変化の訳

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韓国ソウルの日本大使館前と釜山の領事館前に設置された慰安婦像撤去の問題。

日本は対抗措置として駐韓大使領事の一時帰国させた。

今後、この問題はどうなるのか。

 

韓国政府はユン・ビョンセ外相が13日、釜山の日本総領事館前に慰安婦問題を象徴する少女像が設置されたことについて

『国際社会では外交公館の前にいかなる造形物も設置することは望ましくないというのが一般的だ』と述べた。

<毎日新聞http://mainichi.jp/articles/20170114/k00/00m/030/046000cより>

 

韓国政府は今政府として機能していないが、それでも日韓合意を締結した当事者なのでそう発言せざるえない。

一方、韓国メディア、特に新聞は、左派系の新聞を除いて、社説などで「日韓合意の重要性」を説き始めている。

 

朝鮮日報は最大野党「共に民主党」が日韓合意破棄を求めていることに触れ、

「本当に可能か疑問であるのはもちろん、実行に移せば、国際社会において韓国が置かれるであろう立場や状況についてどう考えているのか、まずは説明すべきだ。もしそうなれば、まず日本よりも米国が『韓国がまたゴールポストを移した』と批判してくるだろう」

と書いた。

中央日報は

「われわれが忘れてはならないのは過去の清算も重要だが、外交関係で究極的な最高ラインは別にあるという点だ。それは国益だ。そのためには韓日関係も未来志向的に導くのが望ましい」

と述べている。

また朝鮮日報は1月7日に

「『ウィーン条約違反』 日本の主張に対抗できない韓国」というタイトルの記事を書いている。

ウィーン条約とは

「接受国は、公館の威厳の侵害を防止するため適当なすべての措置を執る特別の責務を有する」

という条文である。

韓国紙が国際法でも日本に利があることを認めているのは意外だが、韓国のインテリ層が、この問題をなんとか解決させたいという気持ちを読み取ることができる。

また日本国内の在日朝鮮人組織、民団も12日、呉公太(オ・ゴンテ)団長が慰安婦像について

「撤去すべきだというのが、私たち在日同胞の共通した切実な思いだ」

と新年会で述べた。

これらの言葉はどこに向けられているかと言えば、もちろん韓国国民である。

感情に走る国民を暗になだめ諭そうとしているのだ。

しかし、うまくは行かないだろう。

次の大統領は国民によって選ばれる。そして候補者全員が国民の感情を優先している。

支持率トップ、「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)氏は日韓合意破棄派だ。「共に民主党」は政党支持率でも40%とっており、次期政権を担うのは確実な情勢となっている。

次期政権になったら、この問題はさらに解決はしない。