読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Meltな気分で

コギトが書く、時事中心の雑多なブログです。暇つぶしにどうぞ。

朝日新聞の電通過労死記事、ここがおかしいと思う点

スポンサーリンク

自宅では朝日新聞をとっているので、毎日朝日を読んでいるが、今朝の朝刊のトップ記事は過労死自殺した電通社員、高橋まつりさんの特集だ。

ちょうど一年前のクリスマスに高橋まつりさんが自殺した。命日の今日は、母親の手記が全文公開されている。

朝日が電通を批判するのはちょっと意外な気がするが、この過労死に関しては朝日は相当力を入れているようだ。

朝日の電通過労死に関する特集は秋から、ずっとやっていた。

ところが、その朝日が、12月6日、長時間労働をさせていたとして、中央労働基準監督署(労基署)から是正勧告を受けたのはお笑いだ。

ブーメンとはこのことだが、この是正勧告が出ているにも関わらず、朝日は本日堂々と、高橋まつりさんの記事をトップに持って来た。まさに厚顔無恥といったところだろう。

 

電通という会社ははっきり言って大嫌いで、潰れればいいのに、と常々思っているから、朝日から批判されても擁護する気にはなれない。

だが、電通のようなエリート企業の社員の過労死と、本当のブラック企業の過労死とは少し違う面がある。

新卒で電通に入ろうとする有名大学の学生は、OB訪問やら事前の企業調べで電通がどのような会社かわかっている。体育会系の社風で、残業は多く、こき使われるが、給料は高い。また電通マンといえば華やかなマスコミ業界でも一目置かれる。その程度の予備知識は仕入れている。

一方、本当のブラック企業は残業代もボーナスも出ないようなところだ。

そこで働いている人は過酷な肉体労働で、学歴もなく他の仕事もないから逃れられない。

東大や早慶を出て、電通が辛いと思ったのなら、選択肢はあっただろうにとも思う。もちろん、今回自殺した彼女を責めるわけではないけれど・・・・

真のブラック企業に身を預け、生きるためにはその仕事から逃れらない人達を、本当は取り上げなけらばならないように思う。

朝日の記事はブーメランというだけじゃなく、本質もズレている。